オフィスビルマニア vol. 11 the SOHO

【the SOHO】一目惚れする個性派デザイナーズオフィス。お台場で見つける“ここで働く理由”とは?

木幡 大地


2026/10/2 公開

「レインボーブリッジ、封鎖できません!」の名言でお馴染みの映画『踊る大捜査線』。今回こちらのコーナーでは、現在公開中の『踊る大捜査線』の最新作で”湾岸警察署”のロケ地として使用されたビルをご紹介したいと思います。

ビルの外観はまさに警察署のようで、シンプルかつ質実剛健な雰囲気なのですが、エントランスから一歩中へ入ると、クールな外観からは想像できないカラフルな世界が急に広がります。大胆な吹き抜け構造と、最上階まで並ぶカラフルな扉。デザインにこだわったビルはたくさんありますが、ここまで”やり切っている”ビルはなかなかないと思います。シンプルで堅実なイメージを与える外観と、色鮮やかでポップな内観、私はこのギャップにまずやられてしまいました。入居しているテナントは多種多様で、業種も規模感もさまざまですが、共通点のひとつとして挙げられるのは”このビルのデザインが好きだから”という点です。一目惚れをして入居を決める企業が多いというのもうなづけます。

都心から少し離れることで生まれる、”ここで働く”選択肢と価値

「the SOHO」が立地するのは、ゆりかもめ線のテレコムセンター前駅と東京国際クルーズターミナル駅が最寄りの湾岸エリアで、りんかい線の東京テレポート駅も利用することができます。
新橋駅からテレコムセンター前駅までは約18分、渋谷駅から東京テレポート駅までも約19分と、いずれも乗り換えなしで行けますが、移転先として選択するには、このアクセスがネックになる方もいると思います。

ただ、毎日通勤するスタイルではなく、週2〜3日のハイブリッドワーク拠点として使う企業や、エンジニアを中心とするチーム、クリエイティブな仕事に集中したい組織にとっては、むしろこのロケーションが魅力になり得ると私は思っています。眼前に広がる東京湾の眺望、屋上から感じる海風、そして非日常的な建築の空気感——これらを一度に手に入れることは都心部のビルではほぼ不可能です。

さらに、共用部の充実度がこのオフィスの居心地と快適さを後押ししています。ロビーラウンジにはコンシェルジュが常駐し、来客対応も可能。ビル内には大小10室の会議室と貸切ビジネスラウンジ、1Fには打ち合わせ等にも最適な広々としたカフェ、さらには海を眺めながら使えるトレーニングジムとシャワールームまで備わっています。『踊る大捜査線』のロケ地としても使用されていた屋上テラスからは海を一望でき、晴れた日の昼には気持ちのよいランチスペースにもなります。ビルの中で1日を過ごすのに困らない環境が整っていて、屋上やジムといったリフレッシュ環境が日々の生産性を底上げしてくれるのです。

坪単価は渋谷の半分以下!? 広さと個性を手に入れるなら・・・

そして、やはりこの「the SOHO」は、約1万円代からという坪単価が魅力的です。現在、渋谷駅周辺では坪単価4万円を超えるオフィスもめずらしくなく、他の都心エリアのオフィスと比較してもかなり割安です。都心部のオフィスは軒並み坪単価が上昇し、湾岸エリアにおいても「晴海トリトンスクエア」などでは坪単価3万円を超える物件も出てきています。そうした市況の中で、これだけの個性と設備を持つビルがこの価格帯で借りられるのは、かなりお得なのではないでしょうか。
1日をクリエイティブに過ごしたい方や、アクセスや立地だけでは測れない”ここで働く理由”を大切にしたい方には、ぜひ一度訪れてみてほしい物件です。

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