オフィスビルマニア vol. 9 WORK VILLA YAESU

【WORK VILLA YAESU】総額1億円超えの本物グリーン!自然と機能美が融合する新築オフィスビル

木幡 大地


2026/7/3 公開

こんにちは、ヒトカラメディアの木幡です。今回は、東京駅至近の八重洲・京橋エリアに誕生したばかりの新築オフィスビル『WORK VILLA YAESU』をご紹介します。先週ちょうど内見をしてきたのですが、外観も内装もかなり個性が際立っているビルだったので、早速ご紹介したいと思います。

総額1億円超え——本物のグリーンがビルを覆い尽くす

このビルについて、まず最初にお伝えしたいのが外観を覆うグリーンについてです。パースを見たときから「すごい量だ・・・」と思っていましたが、実際に足を運んでみると、バルコニーや外壁、エントランス、ラウンジ、屋上にいたるまで、ビル全体に植栽が施されていて、外観写真から想像する以上に、中ではグリーンをたっぷり感じることができました。これからどんどん生い茂っていくとのこと。完成形を想像するとワクワクしますね。

驚くことに、これらのグリーンはすべてフェイクではなく本物です。グリーンだけで総額1億円以上の費用がかかっているそうで、その維持管理費も相当なものになると思います。
そのグリーンをより良く見せるために建物の設計がR(アール)状になっていたり、屋内にも吹き抜けを用意して巨大な植栽を配置するなど、このビルにとってグリーンはただの装飾ではなく、コンセプトそのものになっています。そこまで徹底してグリーンにこだわっているビルは希少ですし、入居する方々もグリーンがだんだんと生い茂っていくのを楽しめる、という部分でも私はすごく良いなと思いました。

共用スペースの充実ぶりも、このビルの特徴の一つです。最上階の13階には、テナント専用のラウンジが設けられていて、テラスからはグリーンはもちろんのこと、東京スカイツリーや東京タワーをのぞむことができます。このラウンジはテナントであれば無料で使用でき、貸し切り利用(有料)も可能です。

また、1階と地下のエントランス周辺には「タッチダウンスペース」と「タッチダウンラウンジ」というカウンターやソファ席のある空間が用意されています。専有区画とは差別化されたこの”余白”、ちょっとした作業や食事、気分を変えての仕事など、いろいろな使い方ができそうですね。

内階段、フォンブース、むき出しOAフロア——効率的かつ、かゆいところに手が届いた専有区画

専有区画で私が注目したのは、7階と8階の一部区画に設置されている「内階段」です。2フロアを借りる場合、通常はエレベーターや共用の階段で移動するしかなく、フロア間のコミュニケーションが取りづらいというデメリットがあります。内階段を自分たちで工事しようとすると、天井をぶち抜く必要があるため相当なコストがかかりますが、このビルではオーナー側がすでに用意してくれているということです。また、全区画共通で5台のフォンブースがあらかじめ設置されています。しっかりとした個室タイプで、使い勝手は十分です。

床はOAフロアのむき出し状態での引き渡しです。入居前にカーペットを張っても、契約したテナントが好みのカーペットやフローリングにすぐ張り替えてしまうことが最近けっこう多いんですよね。新品のカーペットをすぐ剥がして捨てるという無駄が省け、テナント側のコストも軽減されるため、理にかなった貸し方だと思います。天井スケルトン×OAフロアむき出しでそのままでもかなりかっこいいので、内装をそこまで作り込まなくても様になる物件だと思います。

賃料は、現地時点の東京駅エリアの相場と比較すると、若干リーズナブルに感じる価格に設定されています。今年5月に竣工になったばかりですが、すでに半分以上の区画が成約済みで、日系企業だけでなく外資系企業からも問い合わせや内見が入っていると聞いています。機能性と個性のバランスが取れたこのビル、外観だけでもぜひ観に行ってみてください。

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