Point6.一度は考えたい「居抜き物件」
オフィス移転には多額の契約金(主に敷金)が必要ですが、移転先の内装を作るための費用もけっこうな額が必要になります。これを賢く削減できるのが「居抜きでのオフィス移転」。前入居者の内装をそのまま(あるいは一部)を引き継ぎ、内装構築費を大幅カットすることができます。什器もセットでいただけることも。とにかく、入居者側にとってはいいことずくめです。
なので、移転先を選ぶ際にも「内装のおしゃれな居抜き物件だといいな……」なんて声もよく聞きます。しかし、ここで「居抜き→おしゃれな内装」と決めつけてしまうとあまり良くありません。なぜなら、おしゃれとは言い難い、殺風景な居抜き物件でも十二分にメリットはあるからです。
居抜きのメリットを端的に表すと内装構築費用の削減です。そして、ちょっと馴染みのない人には意外かもしれませんが、「壁で閉じられた会議室」を作るのには意外とお金がかかります。もちろん細かな仕様にも依りますが、6人用の密閉された会議室を作るとおよそ50〜150万円かかります(※間仕切りのパーテーション、壁の種類によって金額は大きく異なります)。そう、オフィス内装において「壁」を建てるのってけっこうお金がかかるんですよね。
話を元に戻して「地味な居抜きオフィス物件」です。パッと見、派手さはないですが、おそらく前テナントが使っていた会議室が壁を建てられたそのままの状態であるはずです。ゼロから作ろうとしたら50〜150万円かかるものが残されてるわけです。会議室の数やレイアウトが条件に合っていれば、これほど嬉しいことはないですね。
また、パッと見地味な居抜き物件でも、入居後に少し手を入れるだけでガラリと印象は変わります。そのままの状態で使う決まりなんてないですからね。たとえば、ヒトカラメディアも居抜きでいまのオフィスに入っているのですが、その後に壁の一角をオレンジ一色に塗りました。これだけでもだいぶ印象が変わります。ダクトレールを引いて、スポットライトを設置したりもしています。会議室などの壁を作る費用が浮いた分、内装に予算を入れることも可能です。
「居抜きオフィス」となるとどうしても「おしゃれ」なイメージを持ってしまいますが、パッと見地味な居抜き物件でも、意外とおいしい物件だったりするわけです。なかなか想像するのは難しいですが、ぜひ地味なオフィスにその後ご自身で内装をイジった状況を思い浮かべてみて下さい。きっと、物件の見え方が変わるはずです。
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