Point4.オフィス移転の「お金事情」
ここではオフィス移転に実際にどのくらいの費用がかかるのか、オフィス移転スケジュールとキャッシュアウトのタイミングでも紹介した、キャッシュアウトのタイミング(※★)を参考に、概算の出し方を紹介します。ここでの概算方法はあくまでも目安ですので予めご了承ください。
新しいオフィスに移転する場合、旧オフィスを借りる前の状態に戻す作業「原状回復作業」が発生します。慣れ親しんだオフィスの壁や棚、床を壊す作業にはもちろん費用が発生します。
30坪のオフィスを原状回復する場合の金額は、30坪×4万円=120万円という概算となります。また、原状回復費用は居抜きによるコスト削減方法や、原状回復コンサルタントへ適切な見積もりを依頼する方法もあります。
※あくまでも概算です。正式な金額を出すためには、打ち合わせ後に現場調査を行う必要があります
気に入ったオフィスが見つかったら申込後、審査へ。賃貸借契約を結ぶタイミングで支払いが発生します。下記の計算式は、ビルオーナーへの支払い金額ですが、これ以外にも仲介手数料、保険料などもこのタイミングで支払うのでご注意を。
60坪のオフィスの初期費用は、60坪×2万円×敷金12ヶ月分=1,440万円という概算になります。仲介手数料、保険料などは別途です。ここでの2万円とは、東京の平均坪単価(1〜4万円)を参考に2万円としています。
忘れがちなのが、新しいオフィスの内装構築。本来であれば、物件選定のタイミングから新オフィスのコンセプト設計を練り、内装を徐々に作り上げていくほど時間がかかるものです。実際に工事が始まるタイミングは契約開始後になりますが、支払いは工事発注のタイミングです。
内装費用は、最低限の設備で10万円/坪、少しこだわった内装で20万円/坪、ブランディングに寄与する内装で30万円/坪以上が目安と言われています。また、購入する家具によっても金額が変わってくるのでご注意を。60坪のオフィスの内装構築費用は、60坪×20万円(少しこだわった内装)=1,200万円という概算になります。
オフィス移転に掛かる費用からもわかるように、企業にとって移転とは一大イベント。企業の成長には欠かせません。とはいえ、費用を抑えたいという気持ちもわかります……オフィス移転で出費を抑える方法では、原状回復工事や新オフィスの内装構築費をグッと削減できる方法を紹介しますので参考にしてみてください。
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