
”五感”に働きかけるタイルカーペット 一覧


オフィスアイテムレビュー
ヒトカラメディアの空間プランナーが、いま推したい"オフィスアイテム"を紹介する連載コラム。オフィス家具や什器はもちろん、効率よく働ける便利グッズなど、各プランナーの偏愛たっぷりに、働きやすさと心地よさを高めるヒントもお届けしていきます。
オフィスの床材、どのくらい気にしていますか?
多くの会社では、ビル標準のカーペットをそのまま使い続けているケースが多いと思いますが、実は、エントランスや会議室のカーペットを替えるだけで、空間の印象はがらりと変わります。今回は、カーペットの中でも最近私が特に頼りにしている「Shaw Contract」のカーペットをご紹介したいと思います。

アメリカ製の「Shaw Contract」は、まず、形が日本のものとはまったく違います。日本の一般的なタイルカーペットは基本的に正方形で、1マスの中で小さな柄がリピートするようなものがベーシックです。
それに対して「Shaw Contract」は長方形のものなど形はさまざまで、1枚が1メートルを超えるようなものもあります。柄のデザインもバリエーション豊富で、グレートーンの大きな柄のものは、大理石を敷いたような感じになります。これが一番の特徴ですね。
フローリング材や床タイルは、1枚の幅やサイズが大きいと、なぜか高級感を感じたりしませんか?カーペットでもそれと同じ原理が働くようで、柄が大きいとグッと高級な印象を作り出してくれます。
もうひとつの魅力は、色づかいです。絶妙なトーンのオレンジや白黒など、国内メーカーではなかなか見られない配色が私はとても好きです。毛足も日本のものと比べると長めで、革靴を履いていても、フカフカとした感触を感じられます。

Photo by:Shaw Contract
このカーペットは、フロアの全体に敷くというよりエントランスや会議室、ラウンジの一部分など"ここぞ"という場所に主に使うのが私のおすすめです。
とてもインパクトのあるカーペットなので、こうした使い方をすることで、執務エリアは標準カーペットのままでも、オフィス全体としてはデザイン性の高い印象をつくることができるからです。
一般的な国産タイルカーペットと比較すると価格帯は高めですが、エントランスだけなら面積が限られるため、コスト負担はそこまで大きくならず、その割には印象がバッチリ決まる、ということです。
加えて「Shaw Contract」は、PVCフリーのEcoWorx®バッキングや循環型デザインの考え方を採用していて、多くの製品でリサイクル素材を活用しています。アメリカの厳しいリサイクル基準をクリアしているとても真面目なプロダクト、というところもポイントです。

Photo by:Shaw Contract
エントランスや会議室のカーペットを替えることは、大規模なリノベーションに比べれば小さな変化です。でも、そこに何を選ぶかで、会社の"顔"の印象は確実に変わると思っています。
床は足で実際に触れているものなので、エントランスで毛足の長いフカっとしたカーペットに触れると気持ちが良いし、案外印象に残ります。高密度なナイロン繊維で作られた「Shaw Contract」は耐久性とメンテナンス性を重視して設計されているので、その感触と美観を長美観を長期間維持しやすくなっています。
五感に働きかけることで、訪問者の気持ちをさりげなく切り替える。そういった意図を持って床材を選ぶことは、オフィスづくりにおいて意外と見落とされがちですが、実はとても大事な部分です。
私がとても頼りにしている「Shaw Contract」カーペット、オフィスの空間づくりを考えるときに、ぜひ候補のひとつに入れてみてください。

Photo by:Shaw Contract
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