オフィス街探訪 vol. 5 浅草橋

生活と仕事が融合する街、浅草橋で”余白”を楽しみながら働く

工藤 純子


2026/3/5 公開

生活と仕事が融合する街、浅草橋

こんにちは、ヒトカラメディアでオフィス移転の部門に所属している工藤です。今回は、東京・浅草橋についてお話しさせてください。

浅草橋といえば、昔ながらの問屋街として知られているエリアです。特にビーズ、リボン、金属パーツといった小物系の問屋が多いのですが、最近は、古いビルをリノベーションしたおしゃれなカフェやギャラリーも少しずつ増えてきています。そういう意味では、住む人も働く人も混在している街と言っていいのかもしれません。

意外に便利なアクセス環境

下町感あふれる素敵なエリアで私は大好きですが、オフィス街としては浅草橋と聞くと「都心から遠くて不便では?」と思われるかもしれません。でも実は、アクセスは思いのほか良好です。秋葉原までは電車でわずか2分、東京駅までは約10分。浅草線を使えば、羽田空港や成田空港にも1本で行けるんです。

もちろん渋谷や丸の内といった、いわゆる主要なオフィス街の利便性には劣るかもしれませんが、東京の東側エリアに取引先が多い企業にとっては、十分に検討する価値があるエリアだと思います。

賃料の安さが最大の魅力

このエリアの最大の特徴は、なんといっても「挑戦を後押ししてくれる賃料設定」です。坪単価1万5千円前後の物件が多く見つかり、渋谷や丸の内などと比べても非常に抑えられたコスト感は、創業期の企業にとって心強い味方になるはずです。

賃料を抑えられる理由としては、「典型的なビジネス街ではないから」という点が大きいと思います。だからこそ、「肩肘を張らない、等身大の空気感」が流れているのも浅草橋エリアの魅力のひとつ。
起業したばかりのスタートアップや中小企業様など、まずは顔の見える距離感のオフィスで基盤を固めて、将来のさらなる飛躍を目指す。そんな成長の物語を描く企業様にこそ、ぜひ選んでいただきたい街です。

浅草橋でオフィスを探す楽しみは、物件が持つ「無限の可能性」を見出すことにあります。実際に、弊社のクライアント様からも「築古物件をリーズナブルに借りて、自分たちの手で理想の空間を創り上げたい」という熱い想いを伺う機会もありました。
モノづくり系の企業様も多く集まるこの街では、完成されたセットアップオフィスよりも、こだわりを形にできる”余白”こそが価値なんですよね。

「オフィスをどの街に構えるか」は、その会社が何を大切にしているかを表すものだと、私は思っています。渋谷や丸の内といったブランドで住所を飾ることも、もちろん一つの選択肢ですが、街の歴史やカルチャーに存分に影響を受けながら、自分たちの事業に集中できる場所を選ぶ──それもまた、素敵な選択だと思います。

浅草橋は、”住む”と”働く”がちょうどよく混じり合いながら、まだあちこちに余白が残っている街です。クリエイティブな人たちがもっとこの街にやってきて、新しい価値を生み出しその余白をどんどん満たしてくれるのを期待しています。

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