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2024/4/8

”働き方”から共に考え、想像を超えたオフィスをデザインする、ヒトカラメディアの空間プランナー

オフィス移転を支援するヒトカラメディアの空間プランナーは、お客様に寄り添い、時には相手の想像を超えるような提案を行うことで、真に働きやすいオフィス空間を創り上げてきました 。“働く”という意味が再定義されつつある今、空間プランナーは日々どのように顧客と向き合い、オフィス空間を創り上げているのでしょうか。空間プランナーとして活躍する3人のメンバーにその仕事について聞いてみました。

1. ヒトカラメディアへの入社動機

――まずは、ヒトカラメディアに入社するに至った動機についてそれぞれ教えてください。

大越菜央(以下「大越」):前職は組織設計事務所で6年半勤めていて、学校や福祉施設、複合施設などの意匠設計を行っていました。その事務所は専門分化体制を敷いていて、例えば外装チームに入ると外装をとことん追求できる環境で、1つの分野に特化したスペシャリストを育てるという方針でした。私は主に学校建設のための実施設計を担当し、最後の1年半はプロポーザル部門に異動になり、ひたすらコンペやプロポーザル向けの提案書を作っていました。

その後ヒトカラメディアに中途入社したのですが、理由は2つあって、1つは、それまで行ってきたスクラップビルドの建築方法から既存空間の使い方に興味が湧いてきたこと。もう1つはお客様とダイレクトに関わっていきたいと思ったからですね。前職ではお客様と直接関わることが少なかったので、お客様に寄り添いながら、共に心地いい空間を創り上げたいと思いました。

菊地佑磨(以下「菊地」):私も大越さんと入社動機が似ているかもしれません。私は化粧品会社のテナントから量販店の食品売り場、コワーキングスペースなど、商業店舗の内装設計の会社にいたのですが、やり取りするお客様は店舗開発担当の方が多かったんですね。それだと、実際にそこで働く従業員やお客さんなどから直接声を聞くことはほぼなく、やりがいを見いだせなくなっていました。

そこで、実際に働く人とやり取りしながら作りあげられるオフィス設計に絞って転職活動を行いました。ヒトカラには面接で初めて本社を訪れたのですが、自分がそれまで抱いていた殺風景で固定席があるというイメージとは全く異なったオフィスでした。和気あいあいと仕事をしている感じにも魅力を感じました。

廣野雄太(以下「廣野」):僕は図書館の設計や家具デザインを手掛けた後、現在と同じ職種のオフィス内装の設計会社を経て、ヒトカラに入社しました。図書館に関わっていた時は、大越さんと同じようにエンドユーザーさんと直接対話する機会がなかったので、前職であるオフィス内装の会社に転職しました。

――そこからどうしてヒトカラメディアに入社されたのでしょうか?

廣野:前職が割と画一的なオフィス設計を行っている会社だったので、「もう少しできることはないかな」と考えていたんです。そしたら、ちょうどヒトカラから「”働く”ということを、とにかく面白くしたい会社なんです。一緒に面白くしてくれる人を探しています」という熱いメッセージが届いて(笑)。そこからヒトカラメディアについて調べてみると、単純にオフィス空間を作るだけでなく、まちづくりの開発プロジェクトや施設運営、地方創生まで手掛けている……「なんだこの会社は?」と思って非常に興味が湧きました。オフィスのデザインだけでなく設計のスキルを活かしてさまざまな経験が積めそうだと感じ、何より“オモシロそう”と感じました。

2. お客様に熱量が伝える、共に創り上げるという感覚

――実際に入社してみてどう感じましたか。

大越:私は最初はオフィスの内装デザインを提案する空間プランナーとして入社し、今はプランニング事業部全体の営業的な立ち位置で業務を行っているのですが、前職でできなかった、お客様と直接対話しながらプロジェクトを進めることができているので、すごく充実しています。

具体的にはお客様からの問い合わせに対して、私が最初にお客様の元に出向き、要件や概要をヒアリングします。そして、それに合ったプランナーをアサインするという流れですね。提案書を作る際は各メンバーと一緒に考えたりもしています。

廣野:「オフィスを作りたい」という依頼が来ると、まずは大越さんが一旦情報や要件を集約・整理してくれます。大越さんは各プランナーの性格や得意分野・興味などを分かっているので、適材適所でアサインしてくれていると感じています。

大越さんの性格もあるかと思いますが、プロジェクトの最初の段階からお客様と良い関係を築けていることが多く、僕が初めて打合せに行くときもやりやすいんですよね。 

大越:そう言ってもらえると嬉しくて泣いちゃいます(笑)。プロジェクトが始まると私の手から離れることが多いのですが、プロジェクト完了後もお客様が私を覚えていてくれて「打ち上げをしましょう」と言ってくれるのがめちゃくちゃ嬉しいです。

菊地:ヒトカラメディアってお客様との関係性がめちゃくちゃ濃いんですよ(笑)。完成後、数カ月たってから「こんな感じで使っています」と連絡をいただくこともあります。しかも、それが「そう使ってほしい」と思って設計した部分だと心の中でガッツポーズしています(笑)。

廣野:「工事完了、終わり!」じゃないんですよね。移転やリニューアルのプロジェクトのその後の関係性も構築できるのはやっぱりいいなと思います。お客様と密接に伴走するからこそ、今までにない提案も生まれたりします。

――具体的には、どのような提案が生まれたりしたのでしょう?

廣野:今、スタートアップを支援する施設の空間設計・施設運営をヒトカラでやっていますが、お客様の担当者さんから「フェムテック関連で何かアイデアがないか」と相談されたんです。空間設計とは関係のない相談をしてくれたのは、信頼してくれている証だと思いますし、最初の要件整理段階から、お客様のニーズをより発展させた提案を意識的に行ってきたからこそかなと。こちらからも「こんな仕掛けってどうですかね」みたいな提案を常に続けることで、お客様の担当者さんや関わってくれる人たちの気持ちに火をつけられたらと思っています。

大越:常に相手の想像を超えた提案をしていきたいですよね。結果的にリピーターが増えていますし、それって最大の評価だなと感じます。

3. 部署を超えて関わり、誰にでも相談できる環境

――ヒトカラメディアの社内の雰囲気についても教えてください。

菊地:私はちょっと人見知りなのですが、入社初日から大越さんがご飯に誘ってくれたんです(笑)。これは冗談でもあり本心でもあるのですが、あの時間がきっかけでさまざまな社内の人と触れ合うきっかけが持てたことがとても良かったです。また、月に1回のキックオフでは懇親会がありますし、『下北会』という福利厚生があって、そこでは1万円以内、下北沢で行えばどんなイベントを企画してもいいんです。さまざまなイベントが年間通してありますので、入社後もすぐにメンバーと打ち解けられると思いますよ。

廣野:業務上でも、想像以上にほかのチームと関わる機会が多いですよね。案件によってはコミュニティマネジメントのチームとコラボしますし、建築基準法などの建築知識に関して不動産仲介チームと共有することも多くあります。

菊地:廣野さんは1級建築士なので、法規関係の相談をするメンバーも多いんです。でも、相談しやすい環境は確かにありますね。

廣野:キックオフではメンバーそれぞれが関わっているプロジェクトを発表するんです。そこで、各メンバーが持っているスキルも分かるので、自分の専門領域以外で分からない時に、その分野に詳しいメンバーに聞きに行くこともよくありますよ。僕たちは設計する業務がメインですが、プロパティマネジメントのチームや不動産仲介チームなど、異なる視点からの意見をもらいながらデザインを考えられるのが刺激的で、自分のスキルアップにつながっているなと感じます。単純に“内装がカッコいい”だけじゃなく、使いやすさなど実務的な面も考えられるので、自分の提案できる幅が広がっているなと日々実感しています。

Slack上のコミュニケーションも活発なので、困ったらそこに一回投げてみると、バックオフィスのメンバーやインターン生からのコメントなど、思いもよらないところから解決の糸口が見つかったこともありました。

大越:さまざまなバックボーンを持つメンバーが集まって、色々な知見が蓄積されていることもヒトカラの魅力の一つだと思います。

4. どんな人がプランナーに向いている?

――最後に、ヒトカラメディアの空間プランナーはどういった人が向いていると思いますか?

廣野:1人でひたすら図面を書くというよりは、色んな意見が飛び交う中で楽しんでやれる人が向いているんじゃないかなと思います。例えば、空間設計だけでなくその施設の立ち上げ・運営のことまで考えるなど、意外とデザインだけじゃない部分を考えることが多いので。一般的な設計事務所では経験できないようなことが多くあって楽しいですね。

菊地:自分のデザインを追求していきたいという人よりも、お客様とどう作るかを楽しめられる人が向いていると感じます。私自身、お客様と一緒に考えて空間を創り上げることで、自分にない引き出しが日々増えていることを実感しています。

廣野:スタートアップ企業のオフィスを手掛ける時は、社長と直接話し合いながら作っていくことが多いんです。社長・役員レベルの方々は当然ですが熱量が高く、実際にニーズを聞いてオフィスを作り上げていくプロセスはかなりやりがいを感じますね。

大越:転職当時の私のように「エンドユーザーやお客様とダイレクトにやり取りしながら空間を創り上げたい」と思っている人には、もってこいの環境だと思います。設計の経験を生かしながら、さらにお客様を巻き込んだチームでのモノづくりを楽しめる人であればすごくフィットする環境だと思います。


取材・文/太田祐一