IDEA
2021/10/23
“働く”と”住む”の境界線を溶かすオフィス - 「12 SHINJUKU3CHOME」
今回は、2021年9月にオープンしたシェアオフィス「12 SHINJUKU3CHOME(ジュウニ シンジュクサンチョウメ)」のレビューをお送りします。
12 SHINJUKU3CHOMEは、株式会社リビタが、オフィス事業として展開している「12(ジュウニ)」シリーズの第二弾。「暮らしを自由に(ジユウニ)する」ことをコンセプトとしたシェアオフィス。
オフィス内にリビングやキッチンなどの住まいの機能の一部が備わっており、「職」と「住」を融合したライフスタイルを目指しているのが特徴です。
また、契約者がオフィスを使用していない時間帯に、会員登録している法人や個人に貸し出せる「マガリ」という仕組みにも注目したいところですね。
では、12 SHINJUKU3CHOMEの全貌を見ていきましょう!
ヒトカラメディア
プロジェクトメンバー
地下鉄3路線が使える「駅直結」オフィス。

ところは、「新宿三丁目」駅。
オフィスビルだけでなく大手百貨店や家電量販店などが建ち並んでいます。大切なお客様への手土産の用意や、オフィス用品・パソコン周辺機器の調達などもしやすくて便利です。
12 SHINJUKU3CHOMEがあるのは、駅に直結した地下2階・地上8階建のビル「京王フレンテ新宿3丁目」の4階。駅直結なので、雨でも濡れずに移動できますね。

上下階にはレストランやファーストフード、居酒屋などの飲食店が充実。美味しいご飯が仕事の活力になりそうです。
エントランスの横には、入居企業ごとの専用ポストや宅配ボックスも設置されています。
専用アプリで入室、会議室の予約管理も。
オフィスへの入室は、専用アプリを使用します。スマートフォンで解錠できるのも魅力。
ちなみにこの専用アプリでは、予約した会議室の解錠や、会議室の予約も行うことができます。
また、来客時にはエントランスの受付タブレットから呼び出してもらうことが可能です。個室を契約している場合は、個室にいながら解錠ができます。

エントランスの先はこんな感じ。
路地裏を歩いている気分になるのは、それぞれの入居区画の壁の高さが違っているためでしょうか。
コンクリートの無機質な素材感と、ペールトーンで彩った区画の壁の組み合わせが印象的。「12 SHINJUKU3CHOME」のデザインコンセプトである「間(あわい)」にちなんだ、「淡い」色を用いたのだそうです。
新宿の街を見下ろしながら「働く」、そして「くつろぐ」
通路の先には、LDKとラウンジが広っています。
テーブルが並んでいるラウンジ。並んで、靴を脱いだ床座スタイルの”小上がり”と、"キッチン"で構成されたLDKがあります。

ラウンジは、来客対応や打ち合わせで使いやすそう。1回につき2時間、4名まで無料で利用できます(2021年10月現在)。

小上がりのスペースは、契約者と、そのご家族の方のみ立ち入り可能。家のように靴を脱いで、ゆったりと寛げます。
ラグやクッションがあると、気持ちが自然と仕事モードからリラックスモードへと切り替わりますね。
備え付けのプロジェクターもあり、イベント開催時などに活躍しそうです。
キッチン脇の大きな窓からは、「伊勢丹 新宿店」をはじめとする新宿三丁目エリアの景色を望めます。

“東京のど真ん中”に居ることを実感できる、贅沢な借景。光が射し込んでくるので、気分転換にも最適そうです。
設備も機能も充実のキッチン設備あり
大きなシェアキッチンには、冷蔵庫やIHコンロ、オーブンレンジに炊飯器、鍋、フライパン、食器、カトラリーなど、調理に必要なものが一通り揃っています。
お弁当やお惣菜を温めたり、料理を作ったり、コーヒーを淹れたり。キッチンを共同で使うことによって、他の契約者との会話や交流が生まれそうですね。
1名用区画から30名分程度の執務スペースまで対応
さて、オフィスの区画をご紹介しましょう。
3名以上で使えるプライベートオフィスが13区画、1〜3名で使えるプライベートデスクが10区画、そして同じ空間を契約者同士でシェアするフリーデスクが16席あります。
では、実際にいくつかの入居区画を見ていきます。
こちらは、モデルルームとなっていた423。
実際に家具を入れたときのイメージが付きやすいかと思います。全体的に白を基調としているので、明るい気持ちで作業に取り掛かれそうです。
フリーデスク(登記可能)を覗いてみましょう。
机は資料を広げられる十分なスペースが確保されています。また、隣に人が居ても気にならないように棚板で仕切られているので、仕事に集中できます。
大きなガラス窓が設置されており、通路が見えるので、心地よい開放感もあります。
「にわ」付き区画を、シェアオフィス内で実現
こちらは、421。シェアオフィスの中でも広さのある区画です。
8席程度のレイアウトであれば、十分に配置できそうですね。
ちなみにこちらの区画は、隣接した402の区画とあわせて借りることで、オフィスを30名ほどの執務空間まで拡張することができます。
※追加オプション契約にて、席数以上のご契約も可能です
ガラスドアの向こう側には、「にわ」が設けられています。
「12 SHINJUKU3CHOME」で特徴的なのは、図面上に緑色で塗られている「にわ」と呼ばれるスペースです。
それぞれの部屋には、オフィスごとに占有できる共用部として「にわ」スペースが付いています。これは“縁側のようなゆとりをもたらす空間”として設けられたのだそう。
観葉植物を並べた緑潤うリフレッシュスペースにしたり、社員同士でおすすめの本をシェアするライブラリーを設置したり、いろんな活用方法が考えられそうですね。
この区画をどう活用するか、腕の見せどころです。
使っていない時間帯、部屋を貸し出せる「マガリ」システム
こちらは、409。区画の中央に、スライディングウォールが付いています。
さて、ここで「マガリ」システムをご紹介。契約者がオフィスを使用していない時間帯に、会員登録している法人や個人に貸し出せる仕組みが「マガリ」です。
オフィスに滞在している時間が短くなる時期などは、スペースシェアリングが可能。賃料や諸経費から、マガリ収入を差し引くことができるので、「使っていない時間」も有効活用できます。
つまり、このスライディングウォールは「マガリ」システムを使ってみたいけど、セキュリティ面が不安という場合に活躍します。部屋を半分に仕切ってしまえば、マガリで貸しやすくなるということですね。
プライバシーを確保できる空間と、外部の人が立ち入っても問題ないオープンな空間に切り分ければ、問題なくオフィスのシェアが可能です。
会議室は2室、1名用のオンラインブースもあります
それでは、設備面を見ていきます。

まずは会議室。
会議室(8名用)・・・1室
会議室(4名用)・・・1室
オンラインミーティングブース(1名用)・・・2室
会議室(8名用、4名用)の利用は有料です。会議室には、WEBカメラやマイクシステムが備わっているので、パソコンさえあれば気軽にオンラインでの打ち合わせが可能とのこと。壁面には大きなホワイトボードも付いています。

オンラインミーティングブース(1名用)は無料で利用できます。
エントランス付近には、小腹が空いたときの軽食や、来客用のお茶などを買えるオフィスコンビニ。カップ麺やスナック、栄養補給食品を24時間セルフレジで購入できます。
また、無料(枚数制限あり)で印刷が可能な複合機も設置されています。
「オフィス=もう一つの自宅」という使い方で広がるライフスタイル
今回のオフィスレビューにあたって、企画・運営を担当する株式会社リビタさんに直接お話を伺いました。
(写真左:井上聡子さん、写真右:太田聖さん)
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リビタのシェアオフィス「12」シリーズ第一弾物件である「12 SHINJUKU(2018年オープン)」では、お休みの日にご家族をLDKに招いている方をよくお見かけします。お子さんが、共用部でお勉強やゲームをしている傍らで仕事をしていたり。ご両親やご兄弟と、リラックスした様子でおしゃべりを楽しんでいたり。
本来「働く」が目的だったオフィスという場所に、「くつろぐ」という住空間の要素を織り交ぜることで、ライフスタイルに新たな可能性が広がった実感がありました。

今回の「12 SHINJUKU3CHOME」は、1名用のデスクから企業のサテライトオフィスとして使えるような広さの区画までご用意することで、さまざまな業種や企業規模、年代の方に使っていただけるように企画しました。
LDKやキッチンで生まれた、何気ない会話やコミュニケーションから、フリーランスの方と大企業さんが一緒にお仕事ができる機会も生まれる。例えば、そんなシーンが生まれたらいいなと考えています。
また、周辺には映画館が多いので、上映時刻までカフェで時間を潰すのではなくて、LDKで寛ぎながら待つのもよさそうですね。ご友人とショッピングをした後に、キッチンで手料理を楽しむのもいいかもしれません。
「オフィス=働く場」という括りではなく、新宿の街中にある「オフィス=もう一つの自宅」のような使い方をしてもらえたら嬉しいです。
また、12 SHINJUKU3CHOMEでは、「にわ」と「マガリ」という取り組みも採用しています。
「にわ」のスペースは、窮屈さを感じさせないために生まれた空間です。住空間を企画設計していたノウハウを活かして、オフィスにバルコニーのような契約者さん専用のスペースをつくることにしました。
天井がなく、共用部分(ソト)の空気感がなんとなく感じられる「にわ」をどう使っていただけるかとても楽しみです。入居者さんの色が出てくる場所になるのかなと妄想していたりもします。
「マガリ」は、別の施設のご契約者様のニーズを深掘りするうちに、「使っていない時間を有効活用したい」「少しでも経済コストを下げられないか」というニーズから生まれました。
賃貸は「転貸借はできない」という暗黙のルールがある。そもそも「他の人に貸そう」という発想は生まれないし、対応もできない。
そこで、オーナー側があらかじめ制度化して「マガリ」の可能性を示すことで、新しい「オフィスの構え方」が生まれたら面白いなと考えています。
「12」シリーズは、2026年までに10施設の開業を目指しています。
現在は新宿エリアに集まっていますが、今後は他のエリアへの展開も予定しています。
今回、新たに開発した専用アプリで、オフィスの解錠・施錠や、会議室の予約、そして請求などもアプリ内で完結できるようにしました。これからもお客様にとっての使いやすさや、満足度を高めつつ、これから展開する施設が相互連携できるように管理システムの強化にも努めてまいります。
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編集後記
ところでみなさん、シリーズ名の「12」の意味、気になりませんか?
「自由に」という言葉の響きを掛け合わせているほかに、1stPLACE(自宅)と2ndPLACE(職場)の間=「12(オフィスを住に、暮らしを自由に)」なのだとか。
“働く”と”住む”の境界線を溶かし、豊かな時間が生まれる新しいオフィス。なかなか、絶妙に体現したネーミングだと思います。
LDKという、これまでのオフィスになかった「くつろぎ」の空間を介して、社内や契約者同士での交流したり、はたまた家族との時間が広がったり。ライフスタイルのQOLが高まることで、ビジネスのアイデアも広がる。そんなサイクルが生まれそうな予感がします。
内覧をご希望の方は、ぜひこちらからどうぞ。
https://switchoffice.jp/properties/f-0011
取材・文/馬場澄礼
編集/ヒトカラメディア編集部
ヒトカラメディア
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