暮らし方と働き方、都市と地方。「ヒトカラメディア」という名前の会社を立ち上げた理由

cropped-DSC_0083.jpg

DSC_0083

株式会社ヒトカラメディア代表の高井です。オフィス仲介や内装のプロデュースをメインにいろんな方々とお仕事させて頂いていますが、「不動産屋っぽくないですよね?」「なんで『ヒトカラメディア』という社名なんですか?」「そんなことまでやってるんですか?」とよく聞かれます。今回はそんな質問にも関わる、ヒトカラメディアがどんな背景・想いのもと創られたのかをちょっぴりご紹介します。

まずいちばん根底にあるのは、「選択肢で溢れる世の中にしたい」という想い。なぜなら、自分で選択した道ならばそれはきっと納得感があり満足した生き方ができると思うから。そうすることで、「働く」と「暮らす」をもっといきいきとしたものにできるはずです。

 

こんな世の中にできたらオモシロいなと思う

太平洋に面する徳島県美波町。豊かな自然とそこでの暮らし方・働き方に惹かれ、続々とIT企業のサテライトオフィスが増えている

太平洋に面する徳島県美波町。豊かな自然とそこでの暮らし方・働き方に惹かれ、続々とIT企業のサテライトオフィスが増えている

僕らが出会った、徳島県にある小さな港町「美波町」。そこには良い波があれば朝はサーフィンをしてから出勤をし、仕事の合間に養蜂しているミツバチの世話をし、週末は海に漁へ出る。収穫の時期にはみんなで稲刈りをしておすそ分け。思いっきり自然を味わいながら、場所にとらわれないITに関わる仕事をしている人たちがぞくぞくと集まってきています。

東京×軽井沢にて2地域居住をしている人たちは、いつのまにか笑顔が増える、自然が溢れるのびのびと子供が育つ環境を「暮らし」の軸に据えながら、必要に応じて新幹線に飛び乗り東京で仕事をするという「働く」スタイル。場所にギャップがあるからこそ生まれる豊かさや楽しみ方を味わう、遊び心を持った方々が多くいます。

地元の住民を交えての、銭湯をリノベーションしたオフィスの開所式。美波町での一コマ。

地元の住民を交えての、銭湯をリノベーションしたオフィスの開所式。美波町での一コマ。

そこにいるのは、自分の意思で選択した生き方を歩むいきいきとした大人たち。強烈なインパクトがありました。そして、自分の軸を貫き通せる世の中がますます加速していくんだなと震えました。きっとこんな人たちが増えていったら、世の中もっともっとオモシロくなるだろうなと。

誰しもがかかわる「働く」と「暮らす」という領域。それは生きていく上では切っても切れないカテゴリー。人生はそのフェーズに合わせてライフスタイルが変化するものであり、「働き方」と「暮らし方」が合理性をもって選択できることがその人を豊かにし、世の中をもっと良いものにできるんだと思ってます。

ヒトカラメディアではそんな選択肢を増やし、提供していくために、『「都市」と「地方」の「働く」と「暮らす」をもっとオモシロくする』というミッションをかかげ活動しています。

 

なぜ不動産というアプローチから始めたのか

不動産という仕事は一つの手段であって、それをすること自体が目的ではないなと常々思ってます。衣食住の「住」であるだけあって、働く場所も暮らす場所も不動産。人はみんな不動産の上で生活をしています。日々の生活に対する影響力がとても大きい領域だからこそ、リアルサービスとしての不動産にかかわる仕事を行うことはヒトカラメディアにとってとても大切なこと。そこには血の通ったコミュニケーションと理念をもったソリューションを提供していくことが不可欠なのです。

例えばオフィスでの「働き方」について。日々働く場所の一角にみんなでゲームができるコーナーがあって、毎週金曜夜は誰が声をかけるでもなく自然と人が集まりだしわいわいと対戦が始まる。そこには役職なんて関係無しのガチンコ勝負。メンバーでランチを食べるのにちょうどよい長テーブルがそのオフィスのシンボルで、不思議と会話が生まれるような表面積の多い席配置。そんなコミュニケーションが活性化、誘発される仕掛けが盛りだくさんであれば、気分が高まる場所であれば、もっといきいきとした「働き方」ができる人が増えるはずです。

 

「ヒトカラメディア」という社名にこめた想い

高度経済成長期を終えWEBが普及し画一的な働き方が終わりを告げたいま、これから大切になってくるのは会社の看板を背負って生きるのではなく自分の看板を背負って生きること。

「企業」ではなく「個」が強くなる時代。「会社」よりもそこにいる「ヒト」が中心となるような組織やサービスを展開していき、広く「ヒト」にフォーカスしていきたい。そんな想いが込められています。

メディアというとマスメディアとかWEBメディアというイメージが強いと思いますが、メディアは媒体という意味も持っています。「ヒト」が「媒体」となりメッセージを発信し伝播していく、「ヒト=個」にフォーカスした発信をする「媒体」ともなる、そんな「ヒト」を大切にした企業で在りたいと思っています。

 

こんな人たちとオモシロいことがしていきたい

自分のエゴがあるくらいのこだわりや個性のある人たちと仕事がしたいです。例えば春からヒトカラメディアにジョインするメンバーは、シェアハウスを取材しまくり空間設計やデザインにひたすらレビューをしてきた少し「うるさい」オシャレボウズだったり、スポーツイベントで地域活性化をしたいトライアスロン協会の理事だったり(笑)。きっとそういう熱量を持った人の方がいきいきと仕事もできて、世の中にインパクトを与えていけるんだと思います。「何を」やるかではなく「誰と」やるか、それが一番大事。

そして世の中に正解なんてものはなく、その人や会社にとってその時々の適切な選択肢があるだけ。だからこそ想いやこだわりを持った人たちこそが、機械的ではなくヒト感のある導きや提案ができて、「働く」や「暮らす」というテーマに対峙していける。本質的な価値提供をし続けられると考えています。

DSC_0583

いろんなルーツを持った人間が集まってきています!

 

ヒトカラメディアはこれから何をやっていくの?

まずは「働き方」から焦点を当てて注力していきます。「働き方」は多くの場合所属する会社の方針によって決まることが多いですが、その会社における「場」をどう活用するか、どう選択肢を多く持つか次第ではもっともっとオモシロくて魅力あふれる会社は増えていきます。

例えば比較的自由なIT企業の方々に福利厚生の一環として地方でも働ける場所を提供することでメンバーの選択肢を増やしていったり、オフィスにてコミュニケーションが活性化、誘発できるような仕掛けをちりばめることで社内文化や雰囲気を形作ったり、そもそもの場の選定をどんなオフィスにしてどう在りたいかという点を考慮して川上部分から携わったり。ソフト面からのアプローチでハード面を変えていく仕掛けや仕組み、取り組みを多く実現させていきたいと思います。

まだまだ道半ば、実現したいことばかりです。「働く」と「暮らす」をテーマに掲げる限り、終わりはないと思っています。ちょっとでもヒトカラメディアのことに興味を持って頂けたなら、覚えておいてください。一緒にこれらを実現していく仲間も募集中です。いろいろとオモシロいことを仕掛けていきますので、これからもヒトカラメディアをよろしくお願いします!

高井 淳一郎
高井 淳一郎
岐阜出身。名古屋工業大学建築・デザイン工学科卒業。株式会社リンクプレイスにて、オフィス仲介・構築、ビルオーナー向け新規事業開発に携わった後、ベンチャー保証会社の立ち上げメンバーとして参画。「働く」と「暮らす」の選択肢を増やすことが豊かさに繋がるという信条のもと、2013年5月株式会社ヒトカラメディアを設立。代表取締役に就任して現在に至る。蓼科エリアとリトルワールドマニア。